骨格診断

骨格診断 ストレート、ウェーブ、ナチュラル
自分のタイプを知って、ファッションをアップデート


骨格診断とは、骨格や筋肉、脂肪、肌質などの体の特徴を基に、
その人に最も合うアイテムやコーディネートを提案するための理論です。
骨格を知ることで、より自分らしい、そして魅力的なスタイルへの近道が見えてきます。
今回は、骨格診断のプロ・スタイリストの弓桁いずみさんが、各骨格タイプの特徴と、
その魅力を最大に引き出すスタイリングのヒントを伝授。

まずは診断チャートで自分の骨格タイプをチェック。
骨格タイプは、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つに分けられるので、
診断を受けていない人は、簡単なチャートで自己診断をしてみましょう。

-Straight-
肉感のあるリッチなメリハリボディ

骨格ストレート

【骨格ストレートさんの特徴】
・体に厚みがあり、上重心
・筋肉質でハリのある肌質
・手首が丸く、手に厚みがあり小さめ
・首は短めで鎖骨が目立たない
・バストが高めで鳩胸の人が多い
・腰位置が高くヒップに丸みがある
・太ももが太く膝下は細い

ゴージャスな存在感を持つ骨格ストレートさん。シックで高級感のある装いを選ぶことで、一段と輝くことができます。ハリのある肌や体つきには、正統派で高品質なアイテムがマッチ。シンプルでスッキリとした引き算コーデや、Iラインを強調するアイテムでバランスをとると良いでしょう。胸元を開けて下にアクセントを置くと、上重心を上手くカバーできます。
ただし、ボディコンシャスすぎると、逆に着太りして見えるので注意。適度な肌見せは胸元と膝下、サイズや丈は関節の箇所がベスト。バッグなどの小物は体の厚みに合わせたしっかりしたデザインや、自立するタイプがおすすめです。

-Wave-
柔らかで華奢なカーヴィーボディ

骨格ウェーブ

【骨格ウェーブさんの特徴】
・厚みのない薄い体で、下重心
・しっとりした柔らかな肌質
・手首は平べったく、手のひらが薄い
・首は長めで細い鎖骨が見える
・胸の厚みはなくバストは下気味
・腰位置が低く、ウエストとヒップの差が大きい
・太ももは細く、膝下に脂肪がつきやすい

骨格ウェーブさんは、肌の柔らかさと華奢な体型が特徴です。そのため、ソフトで華やかなコーディネートや、装飾のある薄手のアイテムが最も映えます。スタイリングの際は、コンパクトなフィット&フレアのシルエットで、体のメリハリを引き立てて。上半身にアクセントを持ってくることで、バランスの良いスタイリングが実現します。ボディラインを隠すアイテムは避け、二の腕や背中を強調することで、より洗練された印象に。
また、サイズ選びには特に注意を。小さめのサイズやハイウエスト、そして手首や足首が見える丈が、バランスの良いスタイルを生むカギとなります。バッグ選びも大切なポイント。体の薄さに合わせた薄型のものが最適です。

-Natural-
骨格フレームを感じるスタイリッシュボディ

骨格ナチュラル

【骨格ナチュラルさんの特徴】
・関節や骨格の大きさが感じられ、重心の偏りがない
・さらっとしたドライな肌質
・手首は太めで手首の骨が出ており、手は大きめで筋や関節が目立つ
・首は太めで筋が目立つ
・胸の厚みは骨自体の厚み。バストの大きさはには個人差あり
・骨盤は張っていて厚みがあるが、平面的なヒップライン
・スネの骨が太く、膝の皿が大きい

骨格ナチュラルさんは、しっかりとした骨組みと中性的な印象が魅力です。そのため、ラフでカジュアルなスタイルが非常に似合います。特に、マットでドライな質感のアイテムや、ゆるっとしたシルエットのものがおすすめ。また、こなれ感やモード感を取り入れたミックスコーデは、ナチュラルタイプに最も映えるスタイリングといえるでしょう。
ゆったりとしたサイズ選びで体のフレームの美しさを強調することが重要なので、小さなアイテムよりも、大きめで生地がたっぷりしたものを選ぶと、よりバランスのとれた印象に。肌見せは控えめにし、重心を下に持ってくることで、スタイリッシュな雰囲気を更に引き立てることができます。バッグ選びにおいても、横長で大きめのものが理想的です。